クライスラーとの合弁

2011.08.22

自動車専業体制の確立の契機となったのは、1969年のクライスラー社との合弁契約であった。それ以前にも、資本自由化に対抗したメーカー再編の動きのなかで、一時は、いすゞ自動車との提携の協議がおこなわれ、協定書締結の段階まですすんでいたが、クライスラー社との交渉が進展する過程で、提携は解消された。当時、アメリカのビッグスリーは日本市場への進出をねらっていたが、乗用車部門の拡大や海外進出を意図する三菱の戦略と小型車開発に進出しようとするクライスラー社の思惑が一致し、契約締結にいたった。しかし、後にみるように、クライスラー社との契約は、会社の運営の面でも、海外市場展開の面でも、不平等なものであった。それは、当時、資本自由化を前にして、トヨタと日産の2大系列への再編構想が流布される状況下での危機意識から生じたものである。当時の三菱重工業社長の牧田血二郎は「三菱は日本一の会社だ。自動車だって日本一になってみせる」といったとされるが、その牧田が通産省の自由化政策をゆるがすようなクライスラーとの突然の提携におよんだのは、危機意識に駆られて三菱の活路を求めんがためのショック療法であったという。三菱にとっては、クライスラーとの提携は、その後の会社の進路を左右する大きな決断であった。

[参考サイト]
Goo-netのファンカーゴ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__FUNCARGO/index.html

Goo-netのパジェロミニ中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/MITSUBISHI__PAJERO_MINI/index.html

Goo-netのハイエース中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/TOYOTA__HIACE_VAN/index.html

Goo-netのデュアリス中古車情報
http://www.goo-net.com/usedcar/NISSAN__DUALIS/index.html