最近、植物から取ったセラミドとか、いろいろなセラミドが出回っているらしいが、何から取ったかはセラミドの質にあまり関係ない。植物由来というと優しいイメージがあるが、植物よりも人間の肌に近いものであることが重要である。人間の皮膚には、約6種類のセラミドがあることが現在わかってきている。そのうちセラミド3が特に保湿力があるので、購入するときの目安にするとよいだろう。天然かどうかより、セラミド2、3のどれかが確実に入っていることが大事である。セラミドは、化粧品原料としては比較的高価であるため、まがい物のようなものがたくさん出回っている。「セラミド」という表示がされていても、入っていないことがある。セラミド○○のように、うしろに記号のようなものが(数字でなく)ついている場合、セラミド類似物質であって、本当のセラミドでないことが多い。表示を見てもよくわからない場合は、きちんとメーカーに確認してから購入した方が安全である。
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また、セラミドが入っていてもごくごく微量ということもあるので、極端に安いものにも手を出さない方が無難である(3000円以上が目安だろう)。最も優秀な保湿成分はセラミドだが、他にもさまざまな保湿成分は開発されてきている。セラミドのように人間の肌にあるもの以外にも肌の保湿に応用できるものはたくさんある。水分と結合して蒸発しにくくするような成分であれば、保湿成分として役立つ。例えばヒアルロン酸やコラーゲンは人間の表皮にあるもので、表皮の水分維持に貢献していることがわかっている。これを表面に塗った場合ももちろん保湿になる。その他大豆レシチン、ユーカリエキス、プラセンタエキス等、無数の保湿成分が開発され化粧品に使われている。