いまは「不良債権」処理の時代

2012.01.23

「フロント企業」はいうならば「不良債権」に関する情報ネットワークを構築しており、技術的にもこの分野におけるもっとも卓越したプロフェショナルです。そういう情報のなかから優良物件を選び、いちはやく行動に出て着々と手を打っています。占有や件外物件などあらゆる手段を使って「不良債権」物件から資金を回収してきましたが、同時に「任意売却」(競売取下げ)という方式で物件を安く取得し転売による利益確保を目指しています。

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いかな闇の勢力でも手が出ないのは住専処理の弁護士のやり方です。まず法律的に固めて、その後は徹底して刑事事件として警察・検察にゆだねるというやり方です。その筋では密かに「物件には手を出すな」といわれているといいます。たしかに安易な妥協はますます事態を深刻にします。もし彼らに占拠された場合には「占有移転禁止の仮処分」を申し立て、その後強制執行を申し立てればいいのです。法律を知り手順を踏んでやれば彼らも手を引いていくのです。ただ「競売」や「任意売却」の物件の多くが彼らの揉胴に任せられているわけではありません。おそらく80%は彼らとは関係のない物件でしょう。あの人たちも頑張っていますが、いまは「不良債権」処理の時代で、処理されるべき物件がはるかに多く出てきているのです。