日本の労働行政

2011.11.14

日本の労働行政は世界でも最も進んだ職業紹介システムを持っている。それは全国の職業紹介所を大容量コンピューターを中心にネットワークした広域かつ各地域毎の綿密で効率的な職業紹介情報のシェア・システムである。これは高く評価できるものであるが、しかし、その対象は主としていわゆるブルーカラーの職種に重点がおかれており、ホワイトカラーについては職業紹介の方法論もシステムもまだ充分に開発されているとはいえない。ホワイトカラーとブルーカラーの大きな違いはホワイトカラーの仕事は本質的に不定形であり、その能力を適切に評価するにはブルーカラーのそれよりもはるかに多くの情報を詳細に分析する必要があるという事である。

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ブルーカラーの能力評価は比較的定形的標準的な技能評価によって行えるが、ホワイトカラーの評価を適切に行うには、数十ページの職歴書を詳細に分析・吟味することが必要だろうし、また時間をかけてパフォーマンスを観察することも必要だろう。